- タフコネクトとは何ですか?
- 鋼材とコンクリートを密着させることで、界面の腐食を防止する一材型ポリマーセメント系材料です。
タフコネクトの付着力は、コンクリートの引張強度に相当します。
- 他の接着剤と何が違いますか?
- エポキシ系接着剤はコンクリート打設までの使用時間が30分〜72時間程度に制限されますが、
タフコネクトは塗布後、約6か月のオープンタイムを空けることができます。
また、ブチルゴム系接着材は埃等の付着による接着力低下が問題となる恐れがありますが、
タフコネクトは一旦、乾燥すれば、埃等が付着することは少なくなります。
- タフコネクトの施工上の利点は何ですか?
- タフコネクトは一材型で混合する必要がなく、二材型のエポキシ接着材やポリマーセメントのように
ポットライフがありません。
また、長期間のオープンタイムを空けることができるため、コンクリート構造物の鉄筋や型枠の組立前に
塗布することが可能です。多くの場合は、鋼材の加工工場で塗布することが可能です。
- タフコネクトを塗布した後の養生で、注意することはありますか?
- 塗布完了後24時間は雨水に当てないようにしてください。また、コンクリート打設まで5日以上乾燥させてください。
屋外でも特にシートなどを被せる必要はありませんが、コンクリート打設前にゴミなどは除去してください。
- どのような鋼材面に付着しますか?
- 現在、塗装鋼板(無機ジンクリッチプライマー、無機ジンクリッチペイント、ふっ素樹脂塗料)、
亜鉛めっき鋼板に対し、試験しております。いずれも良好な付着力が得られています。
- 塗布する際に素地調整は必要ですか?
- ゴミや埃の除去程度で、目荒し等の素地調整は特に必要ありません。
- 鉄筋やアンカーボルトに塗布し、付着力を考慮することは可能ですか?
- 現状では、鋼材とコンクリートの間で力を伝達する使用方法は想定していません。
- 技術資料はありますか?
- これまでの試験結果を要約した資料がございます。お問合せください。
- 価格はいくらですか?
- 当社の担当にお問合せください。
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